手紙

きみがぼくをわすれても
ぼくはまだ おぼえています
そのやさしさもぬくもりも
すべて ぼくのなかで

つらいとき くるしいとき
つないでた きみのそのてが
いとしくて あたたかくて
あふれる なみだ

きみがぼくをわすれても
ぼくはまだ あるいています
いまはちっぽけなゆうきでも
いつかみちはひらく

よわいとき くじけたとき
ほほえんだ きみのえがおが
やさしくて なつかしくて
こぼれる なみだ

ぼくがきみをわすれたら
きみはまだ かなしみますか
だけどいつかはのりこえて
どこかとおく かなたへ

ぼくはきみをわすれない
だからほら わらっています
きみのなみだもほほえみも
ずっと ずっと むねに

そっと そっと むねに
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